佳境を迎えつつある欧州主要リーグでは残留を巡る争いも熾烈になってきた。
1日に行われたセリエA第29節、ボローニャ対サッスオーロ戦は劇的な決着に。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム6分、ボローニャFWマッティア・デストロが決勝ゴールを叩き出したのだ(動画3分26秒~)。
このゴールにより2-1で勝利したボローニャは降格圏を脱出!
インテルで育成され、ローマやミランでもプレーしたデストロ。28歳になった今季は大半が途中投入で、この日も93分からの出場だった。
そうした中での劇的決勝ゴールにユニフォームを脱ぎ捨てて大喜び。「ゴールはいつでも嬉しい、自分が苦しんでいたとしてもね。勝点3にとって重要なゴールになった。でも、また戦いは長い。僕らは立ち止まってはいけないよ」と語っていた。
だが、その後ボローニャは右大腿半腱様筋に故障によりデストロは2~3週間ほど離脱すると発表。
『Corriere Dello Sport』や『Sky』によれば、試合直後にシニシャ・ミハイロヴィッチ監督はこう述べていたそう。
シニシャ・ミハイロヴィッチ(ボローニャ監督)
「自分自身で怪我したんだと思う。ああいうシュートは3年くらいしてなかったのさ」
「彼は喜んでいる最中に自分で怪我をした。深刻でないことを願うよ」
ミハイロヴィッチはジョーク交じりだったというが、大事な時期にこんな形で離脱してしまうとは…。