人間は、どこまで行っても人間だ。

どれほど筋肉を鍛えたところで、銃弾を受け止めることは出来ない。山を飛び越えることは出来ない。もちろん、空を飛ぶことも出来ない。何らかのお薬を飲んでも、出来る気になるだけだ。

常人とはかけ離れた才能を持つフットボーラーたちも、やはり人間だ。トラブルがあれば、あまりにも脆くその体は壊れてしまう。

毎年世界のサッカー界では奇妙な負傷によってチームを離れる者が後を絶たない。多くのメディアがそれを扱い、そしてネタにしてきた。

我々Qolyはそれに先んじて『2016年版』のまとめを作ってみた。きっと今年も、誰かがこの中に入ってくるのだろう・・・・・・

第一回はイングランドを中心に扱ったが、今回はそこでプレーした外国人、そして他のリーグで発生したケースだ。

サンティアゴ・カニサレス:瓶

2002年ワールドカップ前にスペイン代表のファーストチョイスだったサンティアゴ・カニサレスは、大きな不運に見舞われた。

トレーニングセンターのホテルでアフターシェーブローションのボトルを足に落とし、靱帯を損傷してしまったのである。

この結果若きイケル・カシージャスがスペインのゴールマウスを守ることになり、その後の伝説的な活躍に繋がっていくわけだが・・・・・・

なお、1993年にはイングランド代表GKのデイヴ・ビーサントもサラダクリームの瓶で同じ負傷をしている。

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