24日のPECズウォレ戦でアシストを記録したフローニンゲンの堂安律。
途中から天候が崩れたこの一戦では、実は開始直後にも味方の決定機をお膳立てした場面があった。しかし…。
堂安とのワンツーで味方が左サイドを駆け上がり、中央へと折り返し。ボールは相手にクリアされたがそれが堂安の足元へ転がった。
これを堂安は、瞬時の判断力によりダイレクトで右横でフリーとなっていたポール・グラドンへ。
この場面、偶然に見えなくもないが、堂安はパスを出した後もしっかりその行方を見続けていることが分かる。明確に意識してこのプレーを行い、決定機を生み出したのだ。
しかしグラドンはトラップ後に右足でシュートを放とうとしたものの、直前で軸足に当ててしまい大空振り…。その後、持ち直して再びシュートを放ったが相手に阻まれゴールとはならなかった。
なお、この試合は後半途中に雷雨で中止となってしまったため、残りは月曜日に行われる予定となっている。堂安は“露と消えた”アシストを再試合で決めることができるだろうか。