イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は27日、「ボルトン・ワンダラーズ対ブレントフォードの試合を延期させた」と公式発表した。

今季深刻な経営難に悩まされているボルトン・ワンダラーズ。先日はクラブを買収してくれる新しいオーナーとの交渉が合意に達したと伝えられていた。

だが、先週の段階ですでに3部への降格も決定しており、3月分の給与が支払われていないことを理由に選手やスタッフが再びストライキを敢行した。

EFLは早い段階でボルトンに土曜日の試合を行えるように調整するよう要請していたが、それが不可能になったため、試合自体が延期されることが決まった。

ただ、これはもちろんEFLの規則では違反に当たる行為であり、独立した懲戒委員会で処分が検討されることになるそう。

そのボルトンを買収しようとしているのは、かつてワトフォードを1年ほど所有していたローレンス・バッシーニという人物。

【関連記事】“サッカー界最大の詐欺師”も…「破産した12名の有名選手たち」

ただ彼はワトフォード時代に金融不正行為で摘発され、サッカー界から3年間追放されていた経歴があり、さらに5年前に破産しているということから、買収がリーグに認められるかどうかはまだ不透明だ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介