毎年この時期になると話題になるのが「ラマダン」だろう。
イスラム教徒による断食のことで、この時期、彼らは日の出から日没まで飲食をすることができず、それが選手のパフォーマンスに影響を及ぼすことも。
【関連記事】断食が響いた?中東&北アフリカ勢のW杯成績が悲惨なことに…
今年の「ラマダン」は5月4日から6月5日までで既に始まっているが、シーズンは今がまさに佳境。そこでこんなことをして乗り切ろうというものが現れたぞ。
こちらはアヤックスのモロッコ人MFヌサイル・マズラウィ。
彼は8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準決勝、トッテナムとの2ndレグに先発出場したのだが、途中、ピッチ上で簡易的な栄養食品を補給する姿がカメラに捉えられたのだ。
マズラウィがこれを行ったのは前半20分頃のこと。試合は現地時間の21時キックオフで、日没は21時18分だったことから日没になったと同時に食べ物を口にしたということのようだ。
ただ、試合はご存知のとおり後半ルーカスに伝説的なハットトリックを許してまさかの逆転負け。アヤックスは攻撃の核であるハキム・ジヤシュもイスラム教徒であるため、やはりそれが響いてしまったのか…。