土曜日に行われたOFCチャンピオンズリーグ決勝は歴史的なカードとなった。
これまではニュージーランドのチームが猛威を奮ってきたが、今季はクラブ・ワールドカップがなくなったからかチーム・ウェリントンとオークランド・シティが準決勝でともに敗退となった。
その2チームに勝利したのは、どちらもフランスの海外県であるニューカレドニアのリーグに所属しているASマジャンタとイヤンゲヌ・スポール。
A historic day for football in New Caledonia as local pair AS Magenta and Hienghene Sport meet in Noumea in the @OFCChampsLeague final with a new winner assured 🇳🇨 pic.twitter.com/QwwYWP7Eyq
— FIFA.com (@FIFAcom) 2019年5月11日
なんとニュージーランドのチームがいない決勝戦は2005年以来。そしてその2005年に決勝に出場していたのはASマジャンタである。
ASマジャンタの本拠地であるスタッド・ヌマ=ダリで行われた試合は、なんとアウェイに乗り込んだイヤンゲヌが66分に先制。途中出場のFWアントワーヌ・ロワーヌがピッチに入ってから数分でネットを揺らした。
このリードを守りきり、元タヒチ代表の名FWフェリックス・タガワが率いるイヤンゲヌ・スポールがクラブ創設以来初のオセアニア王者に輝いている。
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なお、UEFAの方のチャンピオンズリーグ決勝は6月2日に開催される。欧州の頂点に立つチームは誰になるのか…。