佳境を迎えている欧州主要リーグでは昇格や降格が決まるところも増えてきた。
そうした中、昨季クラブ史上初めてドイツ2部に降格したハンブルガーSVが厳しいことになっている。
酒井高徳と伊藤達哉が所属する同チームは、なんとここにきて8試合勝利なし(3分5敗)と大失速。
直近の2位パーダーボルンとの決戦にも4-1で敗れている。現地では「大惨事!終わった」などと報じられており、GKトム・ミッケルも「プロとして最も悲しい日。正しいメンタルを持てない試合が多過ぎた」とコメント。
現在4位のハンブルクは残り1節で3位ウニオン・ベルリンとの勝点差が3ポイントある。最終節の結果如何では同勝点で並ぶものの、得失点差が21もあるため、昇格はほぼ絶望的だ。
ハンブルクはここまでの33試合で42得点しか奪えておらず、これはリーグワースト6位。最終節では最下位デュイスブルクと対戦するが、どれほど得点を奪えるのか。もしウニオン・ベルリンが10位ボーフムとの最終戦で10失点でもすれば、11ゴール以上で望みが出てくるが…。
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なお、ドイツ2部では上位2チームまでが自動昇格する。3位チームは1部で16位になったシュトゥットガルトとのプレーオフを戦う。