『Manchester Evening News』は15日、「アントワーヌ・グリーズマンは新しい著書でデイヴィッド・ベッカムとマンチェスター・ユナイテッドへの愛を書いている」と報じた。
今季限りでアトレティコ・マドリーからの退団を宣言したグリーズマン。この夏にどこのクラブへと行くのか注目されている。
その中、グリーズマンは今月2日に新しい本「Getting to the Top of World Football: My Autobiography」を出版。そのなかで彼は以下のように書き、ベッカムへの愛を語っていたそう。
アントワーヌ・グリーズマン
「マンチェスター・ユナイテッドの歴史を通して、何人かの素晴らしい選手が7番を着用した。ジョージ・ベスト、ブライアン・ロブソン、エリック・カントナ、クリスティアーノ・ロナウド、そしてデイヴィッド・ベッカムだ。
レッド・デビルズの象徴たちだ。しかし僕にとっては、あのクラブの全てを表すのが金髪のプレーメーカーだよ。
彼は魔法のような右足をユナイテッドで作り上げた。チャンピオンズリーグを制覇し、FAカップを2回、プレミアリーグを6回優勝した。
ベッカムは自分にとっての絶対的なロールモデルだ。彼は唯一、ともにプレーしたいと思った選手だ。最近ではメスト・エジルを見ることも喜びだけどね。
僕は常にベッカムは完璧だったと思う。ピッチ上でも、ピッチ外でも。
彼がやることすべてにカリスマ性と品格があった。ピッチでも、それ以外の人生でもエレガントだったし、常に着飾っていた。
ベッカムのイメージは最高だ。僕は彼のようになりたいと思っている。ピッチ内外で影響力を持ち、落ち着いていたい。トロフィーを獲って注目を浴びることを目指したい。
彼はマーケティングの怪物だ。ブランドになった。僕はまだそうじゃない。ベッカムはどこに行っても人々を狂わせた。
僕はアトレティコ・マドリーで、そしてフランス代表で7番を着用していた。それはベッカムへの敬意なんだ。
そして常に長袖を着用する理由もそうだ。彼のようになりたいからね。常にシックなスタイルでね」
グリーズマンがベッカムの大ファンであることは以前から有名。しかし今夏移籍すると言われているのは、彼のアイドルが所属したレアル・マドリーにとっての最大のライバルであるバルセロナだ。