逆転優勝に一縷の望みを託し、週末のリーグ戦に臨んだ3位ベシクタシュ。
しかし試合は4位の難敵トラブゾンスポルに先制を許すと、香川真司の今季4点目となるゴールで一度は同点に追い付いたものの、再び勝ち越しを許して敗れてしまった。
しかも決勝点となった被弾は、香川の痛すぎるミスからだった…。
自陣で守りを固めるトラブゾンに対し、ボールをゆっくり回すベシクタシュ。
香川も低い位置まで下がりこのパス交換に参加したのだが、相手の急襲でボールを失ってしまう。奪ったトラブゾンは一気にゴール前まで攻め上がり、最後はトルコ代表のユスフ・ヤズジュが見事なミドルシュートを決めた。
最後のシュートは相手を褒めるしかないが、これは香川の弁明しようがないミス…。
この試合に敗れたベシクタシュは勝点が62に止まり、現在、同66で並ぶ首位ガラタサライ、2位イスタンブールBBを最終節で上回ることができなくなったため、優勝と同時に2位以内に与えられるCL出場権獲得の可能性も消滅した。
期限付きで加入した香川についてはその動向が取り沙汰されているが、このプレーが影響するだろうか…。