西村 拓真(CSKAモスクワ)

奥川と同じく1996年生まれのこの男も、OA枠にはうってつけだろう。

高校時代は無名に近い存在だったが、昨年、仙台でゴールラッシュすると夏にロシアの名門CSKAモスクワへ電撃移籍。馴染むのには時間を要しているが、3月以降に2ゴールを記録している。

仙台の渡邉晋監督から「天才的ではなく雑草魂のような選手」と評されており、一見すると寡黙だが得点への意欲と秘めたる闘争心はかなりのもの。

ユース代表には上手い選手が揃っているだけに、南米相手には彼のような選手が大きな力となるかもしれない。