先日、スペインサッカー界を揺るがす八百長騒動によって元選手たちが逮捕される事件があった。『El Mmundo』がその続報を報じている。

それによれば、今季のリーガ最終節バジャドリー対バレンシア戦でも八百長が行われていたという。さらに、その証拠となる音声記録も出てきたとされている。

バジャドリーは昨年9月に元ブラジル代表FWロナウド氏がオーナーになったクラブだ。最終節前にすでに残留を決めており、バレンシア戦には0-2で敗れた。この結果、バレンシアは4位となり、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。

この一戦ではバジャドリーの選手7人が買収されていたという。キャプテンであるMFボルハ・フェルナンデスが八百長事件の主犯格とされるカルロス・アランダとラウール・ブラボとの仲介役になり、MFケコの家で秘密会議が行われたとも。

ボルハ、アランダ、ブラボは3人ともレラル・マドリーのカンテラ育ちで、全員が38歳と同年代。

「バレンシアが前半も後半も勝つ。どちらのハーフでも得点しなければいけない」などという音声のほか、アランダの声と見られる「(バジャドリーの)7人を買った」、「1万ユーロを賭ければ、2万ユーロが手に入る」という音声もあるとされている。

試合はバレンシアが前半36分と後半7分に得点を奪って勝利。バジャドリーの失点シーンはリーガ公式動画で確認できる。

1失点目は動画25秒~、2失点目は47秒~(再生はYoutubu上で)。

どちらもバジャドリーが自陣ゴール前で不用意にボールを失っている。2点目については、肝心のボールロストシーンがなぜか映っていないのだが。

ボルハへの代価は5万ユーロ(600万円)以上だったとされているが、バレンシア側やロナウドの関与については一切言及されていない。