悲しいニュースが飛び込んできた。

昨年J2のアルビレックス新潟でプレーしたブラジル人FWターレスが22日朝、リオデジャネイロ郊外で起きたバイクによる交通事故で亡くなった。24歳だった。

ターレスはリオの名門ヴァスコ・ダ・ガマ下部組織出身のストライカー。

U-20ブラジル代表で好成績を残し、欧州のビッグクラブも食指を伸ばす存在だったが私生活に問題を抱えており、かつて70kg台だった体重が度々100kgを越えるなど関係者を悩ませた。

そうしたなか昨年、ヴァスコからの期限付きで新潟に。新潟ではそのダイナミックなプレーで観衆を魅了し34試合4得点を記録した。ただチームをJ1昇格に導くことはできず、昨年末に期間満了でクラブを退団していた。

ターレスが11歳から過ごしたヴァスコは、幼少期の写真やかつてのゴール動画を掲載するなどして追悼。

今年に入ってから所属していたポンチ・プレッタも、「私たちの心はあなたとともにあります」と哀悼の意を表した。

また、新潟も「故人のご冥福をお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます」と声明を発表し、6月29日(土)J2リーグ第20節、鹿児島ユナイテッドFC戦、7月6日(土)J2リーグ第21節、大宮アルディージャ戦で喪章を着用してプレーすることを明らかにしている。

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