かつて香川真司もプレーしたマンチェスター・ユナイテッド。その名門ユナイテッドアカデミーの出身者として、期待されていた選手のひとりがラヴェル・モリソンだ。
あのサー・アレックス・ファーガソンが「クラブ史上最大の発見」とまで評価した大器だったが、素行不良もありチームを去ることになった。
そんなモリソンはイタリア、メキシコ、スウェーデンを経て、今季シェフィールド・ユナイテッドに移籍。またプレミアリーグに戻ってくることになった。
そうした中、『Telegraph』がスウェーデンのエステルスンドに所属していた際の秘話を伝えている。エステルスンドのテクニカルディレクターであるデイヴィッド・ウェブ氏がこう明かしたそう。
『Telegraph』
「クラブショップにいたモリソンは2人の若いファンから話しかけられた。
彼らがサインをお願いすると、モリソンはユニフォームにサインするよと言った。
2人がホームユニフォームを持っていないと言うと、モリソンはそれぞれにユニフォームを買ってあげた。
ウェブ曰く、『彼と働くのは楽しかった。謙虚で礼儀正しく、若手選手たちを手助けしていたよ』」
今年で26歳になったモリソン。かつての悪童ぶりは鳴りを潜め、すっかり大人になったという。
2006–07シーズン以来となるプレミアリーグを戦うシェフィールド・ユナイテッド。改心したモリソンはどんなプレーを見せるだろうか。