26日に行われた韓国Kリーグ・オールスター対ユヴェントスの親善試合は、クリスティアーノ・ロナウドが出場しなかったことによって大きな事件に発展している。
試合開始時間が50分延期され、契約で義務付けられていたクリスティアーノ・ロナウドのサイン会出席、最低45分の出場という条件が守られず。
そのため韓国のファン、Kリーグ、さらにプロモーターのthefestaがユヴェントスを批判している。
そしてファンの一部は「集団訴訟」に踏み切ると伝えられており、『90min』などによればその弁護士となったキム・ミンギ氏が記者団に対して以下のように話したという。
弁護士
「多くの人がロナウドを見るためにチケットを買った。
thefesta(イベント運営会社)はユヴェントスと『ロナウドは少なくとも45分プレーし、サイン会に出席する』と契約していた。
通常そのような場合はチケット代が払い戻されるものだ。しかしこれは特別なケースであり、偽装広告であり、サッカーファンを利用したものだ。
今のところ会社を訴えている原告は2名だが、今日はたくさんの電話を受けており、さらに6万人が訴えるだろう」
なおこの訴えにおいては、平均チケット代の52.4ユーロ(およそ6500円)に手数料0.76ユーロ(およそ92円)、さらに精神的苦痛への慰謝料を含めて一人あたり760ユーロ(およそ9万2000円)の賠償金支払いを求めているという。
これが原告6万人に達すると仮定すると、その金額は4640万ユーロ。日本円にすれば55億円ほどになる。ただ、今のところは2名のみのようだが…。