今夏のマーケットでマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーへの移籍が噂されていたポール・ポグバ。
ユナイテッドでのパフォーマンスが安定しないことに加え、同じフランス出身のジネディーヌ・ジダン監督が獲得を熱望していると伝えられていた。
レアル・マドリーの会長フロレンティーノ・ペレスは「ポグバは高すぎる」と拒否してクリスティアン・エリクセンを推していたにもかかわらず、ジダン監督はポグバ以外はいらないと言っていたというほど。
そのため、来年1月のマーケットでも獲得に動くのではないか…と噂されていたが、『Marca』によればその雰囲気は大きく変わってきたという。
理由は、今季ローンから帰ってきたウルグアイ人MFフェデリコ・バルベルデの存在であるという。
レアル・マドリーでは離脱者が続出したこともあって選手層が薄くなり、21歳のバルベルデに出場機会を与えたところ、安定したプレーを披露していた。
先日行われたグラナダ戦でも4-2の勝利に貢献しており、試合後には以下のように話していた。
フェデリコ・バルベルデ
「中盤のどこでも問題ない。ジダン監督は僕を5番か8番で起用している。プレーに関しては自信があるし、相手のゴール前にも行きたいね。
監督は僕にベストを尽くすように求めているよ。コーチが信頼してくれるというのは、大きな助けになるね」
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バルベルデを高く評価するようになったジダン監督、あまりに高額なポグバへの関心はもうなくなったのだろうか?ペレス会長は胸を撫で下ろしているかもしれないが…。