欧州各地で行われているEURO2020予選。グループEではクロアチア代表が首位に立っている。

そのクロアチア対ウェールズ戦の記者会見で驚きの出来事が起きた。『BBC』がそのシーンを伝えている。

イヴァン・ペリシッチの発言を通訳が英語に翻訳。だが、クロアチア代表の広報官が介入し、通訳に対してこう告げたのだ。

「もしよければ、記者会見の残りは自分が通訳する。あなたはイヴァンが話したいくつかのことを見落としているので」。

なんと会見の最中にダメ出しをしていたのだ。これは前代未聞…。ペリシッチも苦笑いのような表情になっていた。

クロアチアメディアでは、クロアチアサッカー連盟の広報官が通訳をクビにした映像としてこのニュースを伝えている。ただ、この人物はウェールズ側が用意した通訳でセルビア人だったようだ。

ギグス監督とギャレス・ベイルの発言の翻訳もかなり大雑把だったようで、広報はそれに我慢ならなかった模様。結局、広報がペリシッチとダリッチ監督の発言を全て翻訳して伝えることになったそう。

ダメ出しされてしまった通訳はスロベニア語の翻訳のほうが得意だと釈明していたとか(クロアチア語の翻訳は不得手だった?)。なお、試合は1-1の引き分けとなっている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介