2012年にレッジアーナからACミランに引き抜かれ、16歳でプロ契約を結んだ「天才ドリブラー」ハキム・マストゥール。

SNSで披露された凄まじいテクニックが話題となり「神童」と評価されたものの、それからなかなか結果を残すことができなかった。

マラガやズウォレへのローン移籍で失敗してしまい、2018年にはミランを退団。ギリシャのPASラミアに加入したものの、怪我もあってわずか4試合の出場に終わり、12月には無断で練習を離れたことで騒動にもなった。

その後パルマで練習参加していたが加入には至らず、半年以上所属クラブがない状況が続いている。

しかし今回ついに新しい所属先が決まりそうな状況だそう。『Corriere dello Sport』によれば、それはセリエC(3部)のレッジーナであるという。

かつて中村俊輔が所属したことで知られるレッジーナは、2014-15シーズン終了後に破産したことでセリエDまで降格。

今年1月にも給与未払いによって選手がストライキを示唆するという騒動があり、新しいオーナーにクラブが売却されていた。

現在スポーツディレクターを務めているのはかつてマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたGKマッシモ・タイービで、彼がマストゥールの獲得を熱望している状況だそう。

レッジーナで2022年までの契約を結ぶ可能性が高いと言われるマストゥール。まったく結果を残せていないとはいえ、まだ21歳という若さ。今季の電撃的な復活を期待したいところだ。

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