昨季の躍進から一転して苦しいシーズンとなっているトッテナム。マウリシオ・ポチェッティーノ監督の電撃退任も決まるなか、1月の移籍市場で動きを見せるのだろうか。

ここでは、『Bleacher Report』による補強ターゲットたちを見てみよう。

ハキム・ジヤシュ(アヤックス)

トッテナムが注視している一番の大物はモロッコ代表のマエストロだ。この2年半の素晴らしいパフォーマンスからすれば驚きはない。

レアル・マドリーやユヴェントスを撃破した昨季CLでの活躍は本当に見事だった。多くの移籍の噂があったが、夏にアヤックスとの契約を更新。デヨングとデリフトが抜けるなか、さすがの貢献を見せている。

中央でもワイドでもプレー可能なだけでなく、ゴールチャンスに飢える今季のハリー・ケインを満足させられるクリエイティブさも兼ね備えている。

さらに、エールディビジでは1試合平均2.3回のタックル、CLでは1試合平均2回のタックルを記録。あらゆる点でうってつけの選手だ。

ただ、移籍に向けた最大の障壁はコストになるだろう。新契約によって2600万ポンド(36億円)と格安だったリリース条項が削除されてしまった。