冬、夏と恒例のこちらの企画。今回も冬の移籍市場で「Jリーグへやって来るかもしれない外国籍選手」を紹介したい。
Jリーグにおける冬の市場は“動きが多い”ことで知られている。当然外国人選手の出入りも激しく、近年は外国人枠の拡大やDAZNマネーの流入、提携国枠の創設などでその勢いはさらに増した印象だ。
その勢いに乗った形で年々注目を集めている(ように見える)このシリーズ。
昨年の市場では掲載したアンデルソン・ロペス(北海道コンサドーレ札幌)が、また過去の記事に掲載したクレーベ(ジェフ千葉/16年夏に掲載)、レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ/16年冬に掲載)が実際にJリーグにやって来た。
今回も「やって来そうなオーラ」のする選手ばかりを集めてみた。総勢20名。ぜひご覧ください。
アレクサンドル・ソング
Alexandre Song
国籍: カメルーン
ポジション: MF
年齢: 32歳
所属: FCシオン(SUI)
かつて名門アーセナルやFCバルセロナなどで活躍した守備的MF。フィジカルとテクニックが高度に融合し、全盛期は中盤の要として世界的な名声を手にしていた。
ところがバルセロナを退団した2014年あたりからパフォーマンスが低下。2016年に加入したロシアのルビン・カザンでは給料未払いの憂き目に遭うなど停滞した。
2018年からスイス・スーパーリーグのFCシオンへ加入するも、現在までレギュラーの座を掴めずにいる。
全盛期のダイナミズムは見られない一方、経験に裏打ちされた技術は健在。本職はセントラルMFながら、鋭い読みとサイズを生かしてCBとしてもプレー可能なタレントである。
ネームバリューは抜群。今冬はJ1の強豪クラブが獲得に動くかもしれない。
【Jに来るかも知れない度】★★★
【Jで活躍するかもしれない度】★★★★★