先日ズラタン・イブラヒモヴィッチがSNSに投稿した映像は大きな話題になった。スウェーデンの名門クラブであるハンマビーのユニフォームだったため、「母国へ復帰か?」と考えられた。

しかしその後の発表によれば、イブラヒモヴィッチはハンマビーの株式25%を購入してクラブオーナーの一人になったとのことで、選手としての加入ではなかった。

イブラヒモヴィッチがスウェーデン時代にプレーしていたのはマルメであったが、古巣ではないライバルクラブを経営することに。

それはなぜだったのか?『BBC』によれば、ハンマビーには高いポテンシャルがあるからだそう。

ハンマビーはこれまで歴史上1回しかスウェーデンリーグのタイトルを獲得しておらず、知名度は高くはない。

しかし昨季はわずか勝点1差での2位となっており、繰り広げたスリリングな攻撃サッカーも高く評価されたよう。

そのベースとなっているのが革新的な分析部門、元スウェーデン代表DFヨアキム・ビョルクルンドを中心とした優秀なコーチングスタッフ。

そして何より重要なのは本拠地ストックホルムの幅広いファンベースであり、数年前の2部時代にも3万人のスタジアムは満員御礼だったとのこと。

イブラヒモヴィッチのオーナー就任で、ハンマビーはさらに新しいスポンサーの獲得に乗り出すことができ、国際的なブランド力を高められる。収益を増加させる大きなチャンスとなるはずだ。

その一方、マルメのサポーターには「裏切られた」という感想も広がっているとのことで、スウェーデンリーグに新たなライバル関係が生まれたとも。

10月にはマルメのスタジアムにイブラヒモヴィッチの銅像が作られただけに、英雄の復帰はかなり期待されていたそうだ。