ニコラ・ペペ

リールで大ブレイクした24歳のペペは破格の移籍金と大きな期待とともにやってきた。だが、その過大な評価に応えられていないのは明らかだ。

プレータイムを得るのに苦しんでいるだけでなく、ゴールやアシストなど特別なものも生み出せていない。唯一輝いたのは、ELでフリーキックを2発決めた時だけだ。

なぜこんなにも苦しんでいるのか?

アーセナルのプレシーズンにいなかったことは、フィットネスと自信に大きく影響した。移籍交渉が長引いたうえ、コートジボワール代表でネーションズカップ参戦でプレシーズンに参加できず。本人もその影響を認めており、ファンへのアピールに失敗したことを自認している。

とはいえ、そのクオリティに疑いの余地はなく、メンタルが整えばよくなることができるはず。

パッとしないパフォーマンスを見せているが、ユングベリは彼をもっと起用するべきだ。なぜなら、彼はアーセナルにおいて最高のドリブラー、クリエイター、ウィンガーであるから。