昨年11月に発表され、大きな話題を呼んだサッカー日本代表の新ユニフォーム。

『日本晴れ(ニッポンバレ)』をコンセプトに、日本伝統のアート「浮世絵」に着想を得たスカイコラージュを採用した斬新なデザイン。そこには、東京五輪が開催される2020年、代表チームが日本中に希望を与える日本晴れの空のような存在であって欲しいという願いが込められている。

そんな日本代表のユニフォームの売れ行きが好調だ。

adidasによると、初動枚数ではロシアワールドカップで使用された一つ前の2018年モデルを上回っており、「通常4年ごとにワールドカップで着用されるユニフォームのほうが売れる中で、これは快挙」と話す。

同社では販売枚数を公開していないが、「adidasが直接販売している分だけでも、初動一か月の売れ行きは前回モデルの2倍を大きく上回っているようだ」(関係者談)とのことで一般からの評価は高いとみられる。

今回のモデルは特に若い年齢(特に20代、30代)の購買層が多い。また大人モデルだけでなく、キッズの売れ行きも好調なのが特徴だ。過去最高であった2014年時のモデルに迫る売り上げを見せている。

海外からの評価も高く、インバウンドによる売り上げも大きいが、前回モデルと比べると日本人の購買比率が高いという。

東京五輪のアジア予選にあたるAFC U-23選手権が8日にタイで開幕。

開催国としてすでに五輪の出場権を手にしている日本だが、国内組を中心としたチームで大会に出場。9日のサウジアラビア戦では終盤にミスから失点し1-2の敗戦を喫した。

中2日ということもあり、本日12日の22:15から行われるシリア戦ではメンバーの入れ替えがある模様。

五輪へのサバイバルも兼ねる中、若き日本代表が初戦の黒星を受けどんな“反発力”を見せてくれるか注目したい。

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