昨年夏、リヴァプールがトッテナムを破って優勝を果たしたUEFAチャンピオンズリーグ。
コーナーキックからディヴォック・オリギがこのダメ押し弾!記憶に新しいプレーだ。
毎年のように激しい戦いが繰り広げられている大会であるが、現在そのレギュレーションを変更しようという動きがある。
イワン・ガジディス(ミランCEO)がチーフを務める欧州クラブ協会は、チャンピオンズリーグでよりビッグクラブ同士の試合を増加させたいと考えており、2024年大会から新しい形式に変更したいと要望している。
重要なポイントはチャンピオンズリーグでの試合数増加で、これによってFIFAが検討している『世界スーパーリーグ』の創設を阻止したいという意図があるそうだ。具体的には、
- 32チーム出場で6チーム×6グループ
- 48チーム出場で6チーム×8グループ
- 二次グループステージの復活
というパターンが考えられているとのこと。
二次グループステージは1999年から2003年の間に導入された方式で、グループステージを勝ち抜いたチームでさらにリーグ戦を行うもの。
これらによって、1シーズン最大で17試合をチャンピオンズリーグで行うことができるという。昨季のリヴァプールとトッテナムは13試合だったため、4試合増加する。
また準決勝まで進んだ4チームについては、自動的に次のシーズンの出場権も獲得できるという提案もあるとか。