日本代表FW南野拓実が加入したリヴァプール。先日のFAカップでは3部のシュルーズベリー・タウンにまさかの引き分けに終わった。
先発しながら無得点に終わった南野はこんな不満を見せるシーンも(以下動画20秒~)。
いやいや違うでしょ…という感じだろうか。
この試合はリプレイ(再試合)になったが、リヴァプールは冬休み期間となるため、トップチームの選手は一切起用しないことを決断。アンフィールドでの試合チケットも値下げした。
このほどその再試合が行われたのだが、テレビ放送はされず。『Liverpool Echo』によれば、シュルーズベリーの監督は得られるはずだった50万ポンド(7137万円)の収益がなくなったと嘆いていたそう。
テレビ放送がなくなったことで、FAから支払われるはずだった7.5万ポンド(1070万円)は貰えず。また、FAカップではアウェイチームにもチケット収入の45%が分配される。だが、チケット値下げによって、シュルーズベリーが得られるのは10~15万ポンド(1427~2141万円)ほどと見られている。
サム・リケッツ(シュルーズベリー監督)
「(影響は)非常に大きい。
我々のような自活しているクラブにとって、収益は非常に重要だ。
我々のようなクラブがリヴァプールのトップチームと対戦した場合、60万ポンド(8567万円)ほどが生み出される。10万ポンドではなくね。
我々のようなクラブでは、どんな小金も大事だ。収益が減るのは、最大の失望だ」
シュルーズベリーは2016年のFAカップでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した際には100万ポンド(1.4億円)を得ており、それによって新たな練習場を作ることができた。
リケッツ監督は「我々にとっては10~15年間は継続できるものを作れるチャンス。本物のレガシーを」とも述べていたという。