アーセン・ヴェンゲル退任後のアーセナルの指揮官を託されたウナイ・エメリ監督。
だが、1年半ほどでチームを去ることになった。率いた78試合は43勝15分20敗という戦績。
解任を決定付けたのは、鎌田大地のこの一撃だった(動画3分3秒~)。
これは守備陣も為す術なしのスーパーな一発!
そうした中、『France Football』のインタビューに応じたエメリ監督はアーセナルについてこう述べていた。
ウナイ・エメリ
「私が就任した時点でアーセナルは2年間も下り坂にあるクラブだった。
我々はその落ち込みを食い止めた。さらに、ELで決勝に進出し、リーグで5位になるなどクラブを強くし始めていた。
(4位)トッテナムとのはわずか勝点1で、我々は最後の5節で勝点1しかとれなかった(実際には勝点4のはず)。
EL出場権を手にしたが、決勝戦では失敗した。とはいえ、いいシーズンだったし、この進歩を続けるためのアイデアもあった。
だが、我々は4人のキャプテンを失った。コシェルニ(退団)、チェフ(引退)、ラムジー(退団)、モンレアル(退団)。
順調に進んでいくためのパーソナリティを失くしてしまった。
そして、数人のスターたちは適切な態度ではなく、自分たちが与えているもの以上を求めた。
それらすべてを考えれば、私が望んでいたNEWアーセナルへの移行が成功するにはより時間がかかっただろう」
落ち込んでいたチームを立て直したにもかかわらず、道半ばで退団を余儀なくされたという思いがあるようだ。