昨年末に中国で発生してから世界的に流行を見せている新型コロナウイルス。欧州でも感染が広がっている。
サッカー界にも影響を及ぼしており、今回対処を余儀なくされたのはアヤックス(オランダ)とブレンビューIF、そしてリュンビューBK(ともにデンマーク)。
アヤックスは昨日KNVBベケルでユトレヒトと対戦し、0-2で敗北。33分にはフリーキックから失点し、そのまま…(動画2:06~)。
今回サッカー界で新型コロナウイルスに感染したことが明らかになったのは元デンマーク代表MFのトーマス・カーレンベルク。
彼は金曜日にアムステルダムでの誕生日会に出席し、そこで新型コロナウイルスに感染したとされている。
その会にはアヤックスのアシスタントコーチであるクリスティアン・ポウルセンの他2名のスタッフが参加していたとのことで、この3名が現在自宅で隔離されているそう。彼らは上記のユトレヒト戦でベンチ入りしているため、もし陽性が発覚した場合はさらなる対処を余儀なくされる。
さらにカーレンベルクは日曜日にデンマークのブレンビューIF対リュンビューBKを観戦し、両クラブの選手らと会っていたとのこと。
ブレンビューIFの公式サイトが報告したところによれば、CEOのオレ・パルモやDFジョエル・カボンゴ、アシスタントコーチのマルティン・レトフら13名が現在隔離されている。
そして3月1日にカーレンベルクと接触した人物についてはブレンビューIFに報告して欲しいと呼びかけている。
また、リュンビューBKの側でもマルティン・ウルンスコフ、カスパー・ヨルゲンセン、パトリック・ダ・シウヴァの3選手がカーレンベルクと接触していたことから、14日間の隔離が行われているとのことだ。