VARの導入という大きな出来事があった近年のサッカー界。毎年のようにルールはリニューアルを重ねているが、オランダは先進的な取り組みを始めるようだ。
『NOS』によれば、オランダサッカー協会(KNVB)は今後5つの新しいルールをテストするという。
その5つは、キックイン、(FK時の)セルフパス、タイムペナルティ、無制限交代、ピュアプレーイングタイム。
キックインはスローインのように手ではなく足で蹴り入れるもの。もしそうなったら、こんなスローインからの伝説ゴールはなくなるかもしれない。
動画2分3秒~からの長谷部誠のスローインも!
タイムペナルティは一時退場、ラグビーではシンビンとしてすでに導入されている。
ピュアプレーイングタイムは、アウトオブプレーになる毎に時計を止めてガチで90分間プレーさせるものだろうか(これを本当にやるとあまりに大変という話も)。
FIFAから了解を得たKNVBは、この5つの新ルールをユースの最高カテゴリーで試す。もしそれが有意義なものになれば、カップ戦などを経てトップリーグでも採用されるかもしれないとか。KNVBの広報は「FIFAはオランダを実験室と見ている」と述べているそう。
また、FIFAはVARについても今後修正していく見込み。特にオフサイドについての状況には不満があるとのこと。VAR導入には多額の費用がかかるため、貧しい国々向けのVARライト(安価バージョン)の必要性も説かれている。