世界的に流行が進んでいる新型コロナウイルス。日本でも「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されるなど影響が広がっている。
13日に行われる予定だったUEFAヨーロッパリーグは、その新型コロナウイルスの問題でスケジュールの変更を余儀なくされたようだ。
このベスト16で最も注目される試合とも目されたセビージャ対ローマ、そしてインテル対ヘタフェ。この2試合が公式に延期されることが決まった。
その原因は、新型コロナウイルスの感染が広がっているイタリアからの飛行機の着陸をスペインが拒否し、定期便すべてが運休になったためだ。
ローマはポルトガル経由でセビージャに向かうというプランを考えていたとのことだが、結局当局から許可が下りなかった。
また『Calciomercato』によれば、セビージャの数名の選手がローマと対戦したくないという意思を示していたとのことで、それも影響したとも…。
セビージャの一部の選手はすでにウイルス感染を嫌がりスペインでのプレーを続けたくないと考えているという。
なお『AS』によれば、全体のスケジュールを延期することはほぼ不可能であることから、おそらく「中立地での一発勝負」になる可能性が高いとのことだ。