新型コロナウイルスの流行は世界のスポーツ界に大打撃を与えている。財政的に逼迫するクラブもあり、若月大和が所属するスイスのFCシオンは9人の選手を解雇した。
『BBC』によれば、解雇されたひとりである元カメルーン代表アレックス・ソングは、不当解雇だとしてFIFAに異議を申し立てるようだ。
32歳のソングはかつてアーセナルとバルセロナでこんなゴールも決めた選手である。
🗓 December 27, 2010: Alex Song helps us to a 3-1 win over Chelsea pic.twitter.com/6BKzior6Nc
— Arsenal (@Arsenal) December 27, 2016
G⚽️AL MORNING!!!
Alex Song 🆚 Zaragoza pic.twitter.com/8QhgeacCV5
— FC Barcelona (from 🏠) (@FCBarcelona) November 17, 2017
チェルシーを沈める一撃…!
シオン側は9人が新たな給与条件を拒否したために即解雇したとしている。ただ、ソングは法的措置に訴える構えで、スイスの選手組合も支持しているという。
アレックス・ソング
「自分の弁護士が対処するだろう。FIFAに訴える。僕らは自分たちの権利を守るつもりだ。
金曜日に親善試合をプレーし、月曜と火曜に会長と会うはずだった。何の知らせもなかった。
火曜日の午後にWhatsAppのメッセージで、12,000ユーロ(143万円)ほどの減額された給与の書類に全員がサインしなければいけないと通告された。
翌日の正午までに書類を送り返せと。何の説明もなしに書類は送られてきた。
僕らは一緒に書類にはサインしないことを決めた。話し合いがしたかった。
どのクラブも解決策を見つけるために選手たちと話し合っている。
何が起きたのか理解できない。誰も理解できないんだ」
シオン側は、経理部とのビデオ通話に参加するように選手たちに知らせたというが、参加した選手は少なかったとしている。