新型コロナウイルスの影響により、各国のリーグ戦は中断が続いている。

2万6千人以上の死者が出ているイタリアでは、3月9日からセリエAが中断中だ。そうしたなか、練習再開に向けた動きが本格化してきた。

『Sky Sports』によれば、ジュゼッペ・コンテ首相がプロスポーツチームは5月18日から練習を再開できると発表したとのこと。

アスリートたちの個人練習は5月4日から認められる。ただ、コンテ首相は、6月からのセリエA再開の可能性については、後日決定されるとコメント。政府は専門家たちとともに状況を注視し、リーグ戦の中断を終える条件が整ったか否かを評価するという。

イタリアでは5月4日から公園などが解放され、同じ地区に住む親族を訪問することも可能になるそう。ただ、市長が公園への入場制限を科すことができるほか、家族間の訪問でもマスク着用が必須でパーティーは禁止。

コンテ首相は「人々が新たな施策に従わなければ、感染の曲線はふたたび上昇しうる。そうなれば、制御不可能になり、死者は増大し、経済的に回復不可能なダメージを負うだろう」と警告もしている。

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一方、『reuters』によれば、スペイン保健相は「現時点でプロサッカーが夏前に再開できると言うことはできない。それは軽率だ」と述べたそうで、ラ・リーガの再開がずれ込む可能性を示唆したようだ。

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