新型コロナウイルスの影響によって開幕が無期限に延期されている中国プロサッカーリーグ。超級(1部)~乙級(3部)までの試合がすべて行なわれていない状況にある。

それを受けて、ただでさえ厳しい経営状況にあるクラブがさらなる危機に見舞われているようだ。

先日は天津天海(当時:天津権健)が経営破綻し、クラブ解散に至った。2018年のAFCチャンピオンズリーグ準々決勝で鹿島アントラーズと対戦したクラブで、その時の動画がこれ。

アレシャンドレ・パトなど有名選手もプレーしていたが…。この試合では鹿島が3-0で快勝している。

また、23日には遼寧FC(旧:遼寧宏運)が給与未払いのために失格となっており、さらに歴史あるクラブが姿を消していた。

そして今回『China.og』が伝えたところによれば、中国サッカー協会は土曜日に「賃金の滞納によって11クラブが失格となった」と発表したそう。

内訳は甲級(2部)からの4クラブ、乙級(3部)からの7クラブ。また、さらに5つのクラブがプロリーグからの自主脱退を決定しており、実に16クラブが抜けるという結果になったようだ。

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ただ、中国は乙級が昨年32チームで構成されていたこともあり、超級と甲級のクラブ数が著しく減少することはない。

超級は昨年と同じ16チーム、甲級は昨年から2チーム増加させた18チームで戦われる予定となっている。なお、開幕の日時は現在も未定だ。

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