アントニオ・コンテ新指揮官のもとで復活の兆しを見せているインテル。

2016年にはフランク・デブール監督を招聘するも、わずか14試合で退団するという出来事もあった。その当時インテルに加入したトルコ人DFジャネル・エルキンが、デブール監督を批判している。

彼は2016年夏にインテルに加入するも、その年の8月31日にベシクタシュにローン移籍。結局、イタリアでは1試合も出場することなく、1年後に完全移籍でチームを去っている。

『FcInterNews』のインタビューでこう述べたという。

ジャネル・エルキン(現ベシクタシュDF)

「インテルで大きなステップを踏み出したと思っていたよ。

(自分を獲得してくれた)マンチーニ監督が去っても、インテルを退団したくはなかった。

だが、フランク・デブールの態度は不愉快極まりなかったね。

まるでユース上がりの選手のように自分のことを除外した。受け入れがたいものだったね」

「マンチーニは自分を左サイドで使いたがっていた。それだから、全てのプレシーズンマッチでプレーする機会があったのさ。

とても信頼してくれていたから、彼が去った時はとても悲しかった。

サッカーではどんなことでも起きうる。だが、デブールから受けた扱いは完全に恥辱的なものだった」

「なぜデブールが自分に対してあんな態度を見せたのかは全く分からない。

彼がイタリアにやってきたその日以降、自分は一度たりとも構想に入らなかった。

プレシーズンのラストマッチで除外され、チームと分かれて個人練習をしなければいけなかった。

叩きのめされていると感じるような策略を使ってきたのさ。

彼の態度によって、自分のキャリアは完全に変わってしまった。それについての理由を見つけることはできない」

「デブールがどんな人間なのかは誰もが分かったはずさ。

だから、彼がインテルのようなクラブを指揮することができた理由がいまだに分からないんだ。

(ジョナタン・ビアビアニーは、デブールがインテル史上最悪の監督と言ったけれど?)

完全に同意するね、彼の言う通りさ」

マンチーニが電撃退団したのが2016年8月8日、デブールはその翌日にインテルの指揮官になっている。

ただ、エルキンは、短期間ながらインテルの選手として過ごせたことは誇りで、とても幸せなことだったとも述べており、インテル愛は残っているようだ。

ベシクタシュでは香川真司ともプレーしたエルキン。あのロッベンを赤っ恥にさせるこんなテクニックも披露している。

ロッベンを餌食にしちゃう!

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このタッチを意図的にやっているとすれば相当だ…。

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