日本サッカー協会(JFA)は3日、来年開幕する女子プロサッカーリーグの概要を発表。
名称はなんと『WEリーグ』。「Women Empowerment League」の頭文字を取っての略称となっている。
WEリーグは2021年秋頃に開幕予定で、翌年5月頃に閉幕する日本初の女子プロサッカーリーグ。
チーム数はまだ未定で、6~10クラブが参加する予定。当面の間は降格制度を導入せず、参入のみを受け付ける。
JFAの田嶋幸三会長はこのWEリーグ設立にあたり、以下のようなコメントを寄せている。
田嶋幸三
「2021年秋に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグは、日本の女子サッカーを発展させることだけが目的ではありません。
女子プロリーグを核にして様々な雇用を生み出したり、人々の生き方の選択肢を広げたりすることによって、更なる女性の社会進出や持続可能な社会の実現に貢献していくことも目指しています」
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社会への貢献活動という意味での影響も強調されており、スポーツの価値を高めるための決断であったことが伝えられた。