今年11月に行われるアメリカ大統領選挙。それを前に言動が話題になっているドナルド・トランプ大統領はこのほど「もう見ない!」というツイートをした。
I won’t be watching much anymore! https://t.co/s8nCg9EJSW
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) June 13, 2020
先日、アメリカサッカー連盟は、試合前の国歌斉唱の際に選手たちに起立を求める方針を撤廃することを決めた。
起立を強制する方針は「間違っており、Black Lives Matterという重要なメッセージをけなす」ものだったとしたのだ。
2016年にNFL選手だったコリン・キャパニックが国家斉唱を拒否するひざまずくポーズをすると、アメリカ女子代表FWミーガン・ラピノーらもそれに続いた。ジョージ・フロイドさんの死亡事件が起きた後には警官たちもそのポーズをする姿が話題になった(以下動画35秒~)。
トランプ大統領はキャパニックらの行為に対して、アメリカ国旗と国歌に対する冒頭だと激しく非難していた。
そうしたなか、国歌斉唱の際に選手たちにひざまずくことを許したアメリカサッカー連盟の決断に対して上記ツイートをしていたというわけ。
また、「NFLもその方向に向かっているように見える」ともツイートしており、ひざまずくことを許すならば、もうサッカーとNFLは見ないと「脅した」と現地では伝えられている。
さらに、共和党のマット・ゲーツ議員も「国歌のために起立しないサッカーチームを持つくらいなら、アメリカには(代表)サッカーチームがないほうがいい」とツイートしている。
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なお、来月から再開される予定のMLSでは、試合前の国歌演奏を止めるとのこと。
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