宮市亮が所属するドイツ2部ザンクト・パウリが、このほどある声明を発表した。
Stellungnahme zu Aussagen von Under Armour-CEO Kevin Plank: https://t.co/1ZyXSzgyJZ #fcsp pic.twitter.com/opfZj6lUcY
— FC St. Pauli (@fcstpauli) 10. Februar 2017
同クラブのユニフォームサプライヤーであるアメリカのスポーツブランド『アンダーアーマー』社のCEOケヴィン・プランク氏の発言に関するものだ。
先日、プランク氏はアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の戦略的指針について、「ビジネスのプロである大統領を持つことは、この国にとって本当の資産(強み)だ」などと発言していた。
これに対して、NBAのスター選手であるステフィン・カリー(アンダーアーマーと最も高額な契約を結んでいる選手のひとり)が反発。『New York Times』などによれば、カリーは「その表現に同意するよ。もし、EとTと除くのであればね」と述べたとされている。
プランク氏の発言は「real asset(本当の資産)」であり、assetからEとTを削ると、ass(≒くそ野郎)になる。
Steph Curry strongly disagrees with Under Armour CEO’s opinion of Trump:https://t.co/gJ56mUyCNv pic.twitter.com/wNi3HyusMu
— SB Nation (@SBNation) 8. Februar 2017
今回ザンクト・パウリは、オーク・ゲットリッヒ会長のコメントとして「アメリカの新大統領に対するカリーの評価にだけ同意する」などとの声明を出した。つまり、トランプ大統領を支持するプランク氏のコメントに反発した形だ。
『Reuters』によれば、アンダーアーマー側は、プランク氏の発言はトランプ大統領のビジネス・ポリシーに関するものであり、社会的視点についてではないとの声明を出したとのこと。