ヨーロッパでは新型コロナウイルスによって中断されているリーグ戦を再開する国がかなり増えてきた。
すでに再開しているロシア1部リーグでは、10失点して敗れるチームが話題になっている。
4位につけていたロストフがソチ相手に10-1で逆転負けを喫したのだ。ただ、これには理由がある。
6選手が新型コロナに感染したロストフはチーム全員を隔離しなければいけなかった。さらに、ソチ側が試合延期を拒否したため、16~19歳のユース選手たちだけでこの試合を戦わなければいけなかったのだ。
その結果、10失点したというわけ。ただ、ユース選手だけのロストフはなんと試合開始47秒で先制ゴールを奪ったほか、17歳のGKがPK阻止までしている。
その胸熱シーンがこちら!(動画19秒~)
しっかり崩してゴールを奪ってる!2分40秒~のPK阻止も完璧だ。なお、17歳のロマン・ロマノフはクラブ史上最年少得点者になったほか、ロシアプレミアリーグの最年少得点記録でもトップ3に入ったそう。
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この試合を率いたロストフのユースチーム監督は、このような大差で負けるのは酷いこととしつつ、若者たちがトップリーグでプレーできたのはポジティブなこととコメント。ただ、18歳が1人だけになり、残り全員が16~17歳だった後半はゲームが終わっていたとも述べていた。
なお、ロストフは「ロシア語が分からないファンたちはこの結果を理解できないので説明したい」として、公式HP上で英語にてこの事態に至った経緯を説明している。