ヨーロッパ主要リーグの全日程がようやく終了し、異例のシーズンが幕を閉じた。

ウイルスによる長期中断は、選手のリズムにも影響を与えたのかもしれない。今回はリーグ戦の再開後に復活を遂げた選手たちを見ていこう。

オリヴィエ・ジルー(チェルシー)

序盤に若いエイブラハムが大ブレイクし、出場機会を得られなかったジルー。冬には放出候補にも挙げられ、監督であるフランク・ランパードからの信頼は完全に失われたように見えた。

ところが中断明けからはプレミアリーグで9戦6ゴールと奮闘し、ベテランストライカーとしての意地を見せた。

今季はエデン・アザールを失い、補強禁止処分も受けていたチェルシー。そんなチームに足りなかった老練さをもたらしたジルーは、CL出場権獲得に大きく貢献したと言えるだろう。