バルセロナの新監督に指名されたロナルト・クーマン氏。構想外になった選手に対する扱いを含めて冷酷な面があるとされている。
ただ、ベルギー代表FWロメル・ルカクは彼のことが大好きだとか。
昨夏、ルカクは元オランダ代表FWアンディ・ファンデルメイデのYoutube動画でこんな話をしている。
ロメル・ルカク
「クーマンは大好きさ。
僕はオランダ人が大好きなんだ。単刀直入だからね。
クーマンがエヴァートンに来た時に初めて電話をした。僕らはEUROのスウェーデン戦を戦っていた。
自分は退団しますと伝えた。チェルシーからオファーを受けていたので、退団したいと告げたんだ。
彼は分かったと言ってくれた。自分もPSVからバルセロナに移籍した時は同じ状況だったと。
僕はwikipediaを調べたよ。彼がバルサとフェイエノールトとプレーしていたのは知っていたけれど、バルサに移籍した時の年齢を知りたかったんだ。
彼は元選手で僕や僕の状況を分かってくれた。その時、思ったんだ。
彼は正直でオープンだ。彼のもとでもう1年プレーしても悪いことにはならないだろうって。
でも、最初は(バチバチやりあった)。
君は走らない!怠惰だ!君は全てのクオリティを持っているが、不十分だと言われてね。
そうなんだ(成長に駆り立ててくれた)。チェルシーに5-0で負けた時、彼はジエゴ・コスタと僕のスタッツと比較した。
コスタはゴールを決め、君以上に多くのスプリントをした。これもあれも君よりも上だと。
それで僕は燃えたんだ!目覚めてビーストになった。毎日の練習でもベストを尽くそうと。
彼が僕の監督をしてくれたのは嬉しい。出会った監督のなかでトップ3に入るのは間違いないよ」
ルカクはオランダ人の直接的な気質が好きだとか。クーマンのもとでプレーしようと、チェルシーに移籍せずにエヴァートンへ残留したそう。
そのエヴァートン時代のルカクが吉田麻也相手にやったスーパーゴールがこれ(以下動画11分26秒~)。
右足で打ってくるとは…。動画10分12秒~では絶品フリーキックまで決めているぞ。
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ちなみに、ファンデルメイデもクーマンのもとでプレーしたことがあり、一流だと絶賛している。彼の場合は現役時代にバーで飲酒と喫煙するところをクーマンに見つかったことがあるとか…。