新型コロナウイルスの影響で各クラブの動きが鈍い中、2億5000万ポンド(およそ336.3億円)以上の資金を費やして大補強を(およそ47.1億円)敢行したチェルシー。

ロシアの大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏がオーナーとなってから一気にビッグクラブのいち員となったクラブは、この17年間で多くの選手を獲得してきた。

しかしその中には、チェルシーに加入したらぱったりと活躍できなくなってしまった者も…。今回は『Sportskeeda』から「チェルシーに加入した時にキャリアを下降させた5名」を紹介する。

5位:ダニー・ドリンクウォーター

マンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育成されたダニー・ドリンクウォーターは、ローン移籍を繰り返した後にレスター・シティへ加入。そこで驚きのプレミアリーグ優勝を達成するなど大活躍を見せた。

優れたパスレンジと高い仕事率を見せ、プレミアリーグ最高クラスのMFだと評価された。それはもちろん2017年9月にチェルシーが3500万ポンド(およそ47.1億円)で獲得したことも納得できるほどのものだった。

ただ、エンゴロ・カンテのように成功は収められなかった。小さな怪我を繰り返してコンディションを崩し、さらにマウリツィオ・サッリ監督には完全に干されてしまった。昨年は飲酒運転で交通事故を起こし、ナイトクラブで乱闘事件に巻き込まれるなど、散々なものだった。