今月セネガル代表とコンゴ民主共和国代表との試合を控えているモロッコ代表チーム。

その監督を務めるヴァイッド・ハリルホジッチは、今回あのスペイン代表FWムニール・アル・ハッダーディを招集することにしたとのこと。

ムニール・アル・ハッダーディはかつてバルセロナの下部組織で大活躍したアタッカーで、若くしてトップチームにもデビューした選手だ。そのゴール集がこれ。

この頃には「次なるメッシになる」と大きな期待を受けていたぞ。

2014年にはビセンテ・デル・ボスケ監督によって10代でスペイン代表に招集され、EURO2016予選のマケドニア戦で途中出場していた。

ところが、それから彼はバルセロナであまり出場機会を与えられず、スペイン代表ではこのあとお声がかからなくなった。

そのため2018年ワールドカップを前にしてルーツを持つモロッコ代表への鞍替えを狙ったが、スペイン代表での公式戦に出場していたために認められず…。

状況が変わったのは先月だった。FIFAはルールを改定し、「21歳以下で(ワールドカップや大陸選手権を除く)3試合未満のプレーならば、代表チームの鞍替えを認める」としたのだ。

【関連記事】「バルセロナを退団してから輝いた」11名のスター

『Reuters』によれば、アル・ハッダーディはこのルールによる恩恵を世界で初めて受ける選手になるとのことだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい