かつてRCランスでフランス・リーグアンを戦っていたセルビア代表MFネナド・コヴァチェヴィッチが、詐欺罪で有罪判決を受けたとのこと。

ネナド・コヴァチェヴィッチ氏は1980年生まれの39歳。2006年にツルヴェナ・ズヴェズダからRCランスに加入し、リーグアンでも4シーズンプレーした守備的MFだ。ニーム時代にはフランスでのキャリア唯一のゴールを決めている。

2015年にFKゼムンでプレーしたのを最後に現役を引退していたが、今回フランスで失業保険を不当に受け取っていたことで有罪判決を受けたという。

『L'Equipe』によれば、彼は2013~2015年夏にニーム・オランピックでプレーしていたが、契約満了後に虚偽の報告をして失業保険を受給していたそう。

その額は1日208ユーロ(およそ2.6万円)で、サッカー選手であったことからかなり高くなっていたとのこと。それは2016年12月まで続き、合計は11万3748ユーロ(およそ1400万円)に達したとか。

コヴァチェヴィッチ氏はこの時点ですでにフランスに居住していなかったため、これは不正な受給であったという。

当局は2017年9月、コヴァチェヴィッチ氏と虚偽の書類を作った共犯者を訴えており、この件を裁判で争うことになっていた。

検察官はコヴァチェヴィッチ氏への逮捕状を要求したが、裁判所はこれを拒否。

結果コヴァチェヴィッチ氏には6ヶ月の執行猶予が付随した懲役18ヶ月の有罪判決、1万5000ユーロ(およそ200万円)の罰金が言い渡されたとのことだ。

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なお、ニーム検察庁の行政官は「ネイマールがPSGから解雇され、彼の給料を保証しなければならなくなったら…最悪の事態を恐れる」と語ったという。

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