いよいよ今週から始まるUEFAチャンピオンズリーグ。レアル・マドリーは初戦でウクライナのシャフタールと激突する。
『Marca』によれば、シャフタールのルイス・カストロ監督はインタビューでこう述べていたという。
ルイス・カストロ(シャフタール監督)
「(セルヒオ・ラモスは出場が微妙だ)
ふふふ。本気で聞いてるのかい?
彼は偉大な選手だ。だが、マドリーは欠場者がいても、5000万ユーロ(62億円)の価値がある別の選手を入れる。
比較すれば、彼らに影響はあるがね」
「(レアルはクリスティアーノ・ロナウドの代役を見つけ出せていない)
我々が話しているのは、あのクリスティアーノだよ。
彼がチームにいる時、決して彼を手放してはならない。絶対にね!
我々が話しているのは世界最高の選手、世界で最も効果的なサッカー選手、マシーンだ」
「(彼が最高?)
比較はしない。だが、そうだ。私にとっては彼が最高だ。
クリスティアーノの背景事情は模範的なものだ。
彼はサッカー選手になるために11歳で実家を離れてリスボンにやってきた。
クリスティアーノは唯一無二の決意を持って、独力でのし上がった人間だ。
彼は全ての子供たちのお手本だよ。人々は彼を叩き過ぎだ。『彼があれやこれやに多額の金を費やしたら?』って。
彼は自分がどこから来たのかを分かっており、全ての試合のピッチ上でそれに答える。
クリスティアーノの映画が製作され、人々が彼の生い立ちやどうやってサッカー選手になったのかを目にする日がくれば、彼ははるかに高く評価されるだろう」
59歳のルイス・カストロ監督はロナウドと同じポルトガル人。同胞の英雄を褒めちぎっていたようだ。
なお、セルヒオ・ラモスは先日のカディス戦で負傷交代となり、シャフタール戦の出場が危ぶまれている。そのカディス戦ではとんでもない神クリアも話題になった。
元レアルFWアルバロ・ネグレドの得点を阻止する神憑り的クリアだ。
昇格組のカディスに1-0で敗れたレアル。週末にはエル・クラシコも控えており、シャフタール戦は負けられない戦いになる。