武藤嘉紀をエイバルにローンで放出したニューカッスル。先日、23歳のフランス人FWフロラン・インダレシオと今季末までの契約を結んだ。

『The Chronicle』によれば、彼はアラン・サン=マクシマンの親友だそう。もとはサンテティエンヌのユースチームに所属していたものの、規律面の問題によって15歳で放出。その後はレンガ職人などとして働きつつ、オーストラリアの4部リーグでプレーしていたとか。

フロラン・インダレシオ

「彼(サン=マクシマン)は本当の友人だ。彼がチャンスをくれた。クラブにトライアルについて話してくれたんだ。

そこで俺はいいプレーをして、クラブは僕と契約した」

「以前は英語を全く話せなくてね。hello、how are you、thank youしか知らなかった。

建設現場で上司や同僚たちと一緒に英語を勉強したのさ。

自分はやつらのマネをしただけなんだ。どう働くか、どうやって(コンクリートを)混ぜるか、どうやってレンガを積むのか。誰もが助けてくれた。

シドニーの人間は誰もレンガ職人として働きたがらない。一番きつい仕事のひとつだからね。ものすごく肉体的だ。俺の体もクタクタだった。

若い頃のことは大いに後悔している。

オーストラリアで働いていた時、まだフランスにいた時、友達全員がプロとしてプレーしていたのに、俺は工場で働いていた。

今の俺はニューカッスルの選手だ、とても誇りに思うね」

やんちゃだった過去を悔いているというインダレシオ。ニューカッスルのトライアル(入団テスト)では超絶バイシクルシュートを決めて合格を掴み取った。

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まずはニューカッスルのU-23チームでプレーするという彼は無償でもいいとも述べている。

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