水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第3節で、ディナモ・キエフを相手に2-1と勝利を収めたバルセロナ。

このところリーガではなかなか良いところが見せられず、レアル・マドリーとのエル・クラシコで敗北し、アラベス相手にも引き分けていた。

しかしその一方でチャンピオンズリーグでは開幕から3連勝と好調。今回も試合開始直後にリオネル・メッシのPKで先制し、65分にジェラール・ピケが追加点を決めた。

『Dialy Mail』によれば、結果的に決勝点を決めたピケは試合後以下のように話し、クラブは年々悪くなっていたと告白したという。

ジェラール・ピケ

「クラブは今道のりを進み始めたばかりだ。変化のプロセスは必要だった。我々は物事を好転させる必要があった。

毎年毎年悪化しているという傾向が明らかにあった。時間はあまり許されないが、改善が必要だ。

バルセロナに過渡期は許されない。新しい経営陣がやってくる。そして次の数ヶ月で多くの変化があるだろう。

ここ数年、優勝候補と見なされないのは当然のことだ。我々は働き続けていくことしかできない。才能があるいいチームなんだ。

自分の経験から、努力は結果をもたらすことができると思う。我々は素晴らしいものを成し遂げられると信じているよ」

2014年から会長を努めていたジョゼップ・マリア・バルトメウ氏が辞任を表明し、今後クラブは大きく経営陣が入れ替わることとなる。

ピケはチームがどんどん悪化していることに気づいていたそうで、時間があまりないなかで急激な変化が必要になっていた…と感じているようだ。