5日に発表されたフランス代表メンバー。今回初招集されたのが、あのリリアン・テュラムの息子に当たるFWマルキュス・テュラムだ。

ソショーでプロデビューし、ギャンガンを経て2019年にボルシアMGへ移籍。昨季は公式戦14ゴールを決める活躍を見せ、ついに父と同じレ・ブルーのユニフォームに袖を通すことになった。

ディフェンダーであった父とは違い、長身ながらも見事なドリブルテクニックを備え、果敢な仕掛けから多くのチャンスを作り出すアタッカーである。

彼は今回の招集を受けて『L'Equipe』のインタビューに答えており、それをほんの一部であるが抜粋して紹介する。

マルキュス・テュラム

「(サッカー選手になりたいと思ったのは?)

すぐに。父とともに練習したかった。スタジアムに行くと、父は僕たちを探していた。だからすぐに席につかなければならなかったんだよね。

そしてある日、自分に『僕もスタンドに来ている家族を探してみたい』と言い聞かせるようになった。

(今は誰を探しているの?)

スタンドで人を探す前に、ゴールを探しているよ!