ラ・リーガ第12節、ビジャレアルの久保建英はエルチェ戦に途中出場した。
後半開始時から投入された久保は45分ほどプレー。リーグ戦では唯一先発出場したカディス戦に次ぐプレータイムを得た。
『Marca』によれば、0-0に終わった試合後にウナイ・エメリ監督は久保についてこう述べたという。
ウナイ・エメリ(ビジャレアル監督)
「レアル戦でも終盤に久保に決勝点のチャンスがあった。今日も久保に勝つための決定機があった。
(引き分けとなった)この3試合で、どちらかが勝ちに値するなら、それは我々だった。
だが、我々はクリティカルでなければならないし、もっと多くを生み出さなければいけない。
信頼性を維持しようとしているし、我々は一貫している」
「(久保について)
これはプロセスだ。我々の試合を見ている人なら誰でも、適応するための軌跡があることを理解している。
彼には満足しているよ」
ELでは勝利したものの、リーグ戦では3試合連続で引き分けとなったビジャレアル。
指揮官が指摘したように久保にもあわやという惜しいシュートシーンがあった。
後半28分、ゴール前でパスを受けた久保は相手3人に包囲されながらも、左足でトラップした直後に左足でシュート!
時間的にもスペース的にもこれしかないという見事なプレーだったが、相手GKエドガル・バディアの素晴らしい反応に阻止されてしまった。
久保本人も手を振り回して悔しさを露わにしており、『Marca』も「久保のシュートはほぼゴールだった!エドガルのスーパーセーブ」と伝えていた。