ペレを抜いて1クラブでの史上最多得点記録634ゴールを記録したバルセロナFWリオネル・メッシ。

リーガやCLの舞台で何度も対戦してきたアトレティコ・マドリーGKヤン・オブラクが彼の凄さを語った。

『Sky Sports』のインタビューで「彼はいまも世界最高の選手。僕から多くのゴールを奪った。多過ぎるよ!ゴールへパスしただけと感じることもある。シュートでさえなくね」と語ったオブラク。メッシの凄さをこう解説した。

ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリーGK)

「通常、GKは常にDFを助けるために叫ぶ(コーチング)。でも、相手にメッシがいる時は難しい。

DFはベストを尽くすけれど、戦術的なことでメッシを止めるのは難しい。彼が何をやろうとしているのかは絶対に分からないからね。

近づき過ぎると置き去りにされる。離れ過ぎるとシュートを打たれる。

どう守るのかを決めるのは簡単じゃない。彼のプレーは予測不可能だからね。不可能だ」

「プレーの予測が簡単な選手もいる。メッシは予測不可能だ。

オンザボールの彼が持っている(プレーの)可能性は他の選手にはない。

彼がどこでシュートするのか、いつシュートするのかは絶対に予測できない。メッシについては、何ひとつとして予測ができない」

「多くの場合、彼と対戦する時はこれが問題になる。

2,3人のDFがボールを奪い行くと、彼は他の選手にパスを出して彼らはゴールを奪う。

シュートに備えるだけじゃない。パスにも備える。全てに備える。

シュートか?パスか?ドリブルか?もう一度言うけれど、(予測は)不可能だ」