目下ラ・リーガで首位に立っているアトレティコ・マドリー。1-0で勝利したバルセロナ戦で殊勲の決勝ゴールを決めたのが、ベルギー代表ヤニック・カラスコだ。

彼の本職はサイドアタッカーだが、エデン・アザールがいる代表チームでは、一列下がった左ウィングバックで起用されている。

『Sport/Voetbalmagazine』によれば、ロベルト・マルティネス監督に向けて「あそこは僕の最適なポジションではない」というメッセージを送ったという。

ヤニック・カラスコ(アトレティコ・マドリーMF)

「アザールがいなかったイングランド戦で(ウィングとして起用されたほうが)僕はよりいいプレーをできることを皆が見た。より多くをもたらすことができる。

低い位置でのプレーは好きじゃないけれど、チームを助けたい。

守備は僕の強みじゃないし、このポジションだとゴールから遠ざかる。でも、エデンが僕の前にいるので異論はない。

彼はチームの要だ。僕はアトレティコでのようにドリブルをする代わりに彼にボールを渡す。普通のことさ。それが僕に求められていることでもある。

組織のなかでの役割を受け入れることができなくてはいけない。それに疑いはない」

ナセル・シャドリやトルガン・アザールも同じ状況にあり、守備タスクによって攻撃的な野心を犠牲にする必要があるとも述べていた。

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そんなカラスコは、母国ベルギーではバルサ戦での値千金ゴールが相手GKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンのミスとして取り上げられたことが悲しかったそう。

彼は「もし他の選手だった天才だと話題になっていただろうね。何百回もリプレイが再生され、GKは話題にもならなかったはず」とも述べていた。

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