今季レアル・マドリーからビジャレアルにローン移籍した久保建英。
ここまで19試合に出場していたが、リーグ戦では2試合続けて出場機会なし。ウナイ・エメリ監督は1月の退団を容認していると伝えられている。
『AS』によれば、その久保獲得を熱望しているチームがあるという。それは、ホセ・ボルダラス監督が率いるヘタフェ。マドリッドを本拠地とする同クラブはレアルと良好な関係にあるチームだ。
ヘタフェは今冬の移籍市場において、久保とバルセロナMFカルレス・アレニャを補強候補にしている。財政的に2人のうちどちらかひとりしか獲得できないが、プライオリティを置いているのは久保だそう。
すでにヘタフェとビジャレアルは12月24日に話し合ったとも。ただ、ビジャレアルは久保のローン料として支払った300万ユーロ(3.8億円)の半額を取り戻したいと考えている。ヘタフェは久保の給与を負担する用意はあるものの、ローン料については乗り越えるべき壁になっている模様。
ただ、レアルは地理的な近さとチームの競争力からヘタフェへのローン移籍を高評価しているという。
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昨夏に久保の獲得を希望していたのはエメリ監督本人だったが、現在の指揮官はカンテラ上がりの若手を重視している。ビジャレアルは残り1試合で2020年を終えるが、久保はここままチームを去ることになるのだろうか。