シント=トロイデンでプレーする鈴木優磨がついに今季の得点数を2桁に乗せた。

ベルギー1部リーグのルーヴェン戦で2ゴールを叩き出し、3-1の勝利に貢献したのだ。

前半10分にイロンベ・エンボヨのクロスを豪快なヘッドで叩き込むと、後半8分にもエンボヨの優しいパスを押し込み追加点をゲット。

また、鈴木へのタックルで相手DFが一発退場になるシーンもあった。そのシーンでは絶叫していた鈴木は後半27分でベンチに下がった。

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この試合では冬に加入したばかりのエンボヨも1ゴール2アシストと活躍。鈴木は「エンボヨさんが素晴らしいボールをくれた」と感謝しつつ、こうも述べていた。

鈴木優磨(シント=トロイデンFW)

「僕の個人的な意見でいえば、今日はどうしても負けるわけにはいかなかった。

昨日が日本にとって阪神・淡路大震災から(26年)っていうのがあって、僕自身も昨日はすごく考えさせられた。

今日はピッチに入る時にここでこうやってサッカーができてるっていうのは当たり前じゃないんだよっていうのを自分に言い聞かせて、生きれなかった人たちの分まで自分は精一杯ここでやらなきゃいけないっていう思いが通じたと思う。

なによりチームとして大きな勝点3がとれたので非常によかったです」

シント=トロイデンはこれが2021年初勝利。次節はエンボヨの古巣であるコルトライクとの対戦になる。

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